このページはJavaScriptを使用しています。
ご使用中のブラウザはJavaScriptが無効になっているか、JavaScriptに対応していません。
サイトを正しく表示、ご利用いただくには、
JavaScriptを有効にするか、JavaScriptが使用可能なブラウザでアクセスして下さい。

インフレに強い資産形成って??③

インフレに強い資産形成って??③

こんにちは、クリニック専門税理士の徳山です。

不定期ではありますが、医院経営をされている先生の皆様が公私ともに充実されるためのお話をさせていただいています。

涼しい日が続き、本当に秋らしくなってまいりました。

本日は前回に引き続き、インフレリスクに対応するための資産形成を考えるに際して考えるべき各資産の特性をお話していきたいと思います。

不動産・REIT

不動産は「実物」ですのでインフレによる貨幣価値の低下が起こることで相対的に価格が上昇することになり、インフレに対しては有利です。同様に不動産に投資をする投資信託であるREITもプラスです。

ただし、インフレリスクとは別に、不動産には空室リスクなどのリスクを伴うことは知っておきましょう。

金など貴金属等

金・銀・プラチナといった貴金属は実物資産の一種であり、インフレに対しては強い対応力があるといえます。

ただし、金や銀などの貴金属にはインフレ以外の理由による価格変動リスクが存在します。

また、これらの資産は他の投資と違い、それ自身が収益を生むことが無い(利息等なし)という点も考慮しておきましょう。

外貨

通貨に対するインフレは「円」に対して起こります。そのリスクヘッジとしては「外貨」への運用が有効な手段の一つです。

インフレが起きて円の価値が相対的に下がった時、それとは逆に外貨は円に対して値上がりすることになります。そのため、インフレ対策としては相当有効な手段といえます。

外貨投資は円をベースでみたらリスク要因ですが、円というリスクを回避することができる手段でもあるわけです。

外国通貨はもちろんですが、外貨建ての投資商品(外債や外国株)でも同様の効果があります。

あとはどの資産でインフレ対策するか?

ここまで各資産の特性を見てきました。

あとは「インフレ対策としてどの資産を用いるか?」ですね。

次回はこれら資産の特性を踏まえて、インフレ対策の考え方をお話しできればと思います。