このページはJavaScriptを使用しています。
ご使用中のブラウザはJavaScriptが無効になっているか、JavaScriptに対応していません。
サイトを正しく表示、ご利用いただくには、
JavaScriptを有効にするか、JavaScriptが使用可能なブラウザでアクセスして下さい。

どんな患者さんに来院してほしいですか?

どんな患者さんに来院してほしいですか?

こんにちは、クリニック専門税理士の徳山です。

不定期ではありますが、医院経営をされている先生の皆様が公私ともに充実されるためのお話をさせていただいています。

またまた暑い日が続くようになり、中々、秋を感じることができませんね。

本日はマーケティングを考える際に真っ先に考えていただきたいことについてお話したいと思います。

来院してほしい患者さん像を思い描いていますか?

医院経営者としては、多くの患者さんに来院してもらいたいでしょうし、それによって診療収入を増加させたいと考えられると思います。

ただ、多くの患者さんに来ていただくことは結構ですが、どんな患者さんでもOKとなってしまうと、来院患者数が減少する結果となってしまうこともあります。

というのも、医院数が年々増加し続けており、患者さんに選択基準を持ってもらえなければ、立地のみで行く医院を決めてしまうからです。

例えば、小児科クリニック・小児歯科クリニックの場合、内装やサービスを子ども向けで統一していくことが必要でしょう。

これに対し、整形外科クリニックなどで高齢者の患者さんがほとんどですと、高齢者の方々がほとんどホームページを見ないようでしたら、違う媒体で伝えること・ホームページはその高齢者の家族向けの作りにすることなどを考えないといけません。

上記2例は、極端な例を出しましたが、来院してほしい患者さんの年齢・性別・収入・家族構成・治療への考え方などが具体的にイメージできれば、それによって広告媒体や伝える言葉も変わってくると思います。

理想の患者さん像を考えてみましょう!!

歯科医院の例でさらに深く考えてみましょう。

例えば、同じ虫歯がきっかけで来院された患者さんでも…

「痛みが取れれば良い」という患者さんにとっては、唾液検査やカウンセリング・TBI・歯周検査などで時間が取られる歯科医院は印象悪く感じると思います。

これに対し、「口腔内の健康を大切にしたい」という患者さんにとっては、初診カウンセリングや治療説明が不十分な歯科医院は印象悪く感じるのではないでしょうか。

このように同じ主訴をお持ちの患者さんでも、状況次第で医院への感想が変わってきます。

どんな患者さんに来院してほしいか、そして、その方々にどう伝えるのか。

この順序でお考えいただければ、医院のことを患者さんにどう伝えるか決まってくるのではないでしょうか?