インフレに強い資産形成って??①
インフレに強い資産形成って??①
こんにちは、クリニック専門税理士の徳山です。
不定期ではありますが、医院経営をされている先生の皆様が公私ともに充実されるためのお話をさせていただいています。
最近、衆議院選挙に関するニュースで日々賑わっており、アベノミクスというフレーズをまたよく聞くようになっています。
アベノミクスでは物価上昇率2%のインフレを目標としていましたね。
本日は、インフレと資産形成の関係についてお話したいと思います。
インフレってどういうこと??
アベノミクス前は「デフレ」の時代でした。デフレは貨幣価値の上昇を意味しています。
従って、仮に利回りが0%であったとしても今年より来年の1万円の方がより価値が上昇することになりますので、利回りゼロでもさほど問題はありませんでした。
ところが、アベノミクスはインフレを誘導する政策です。
インフレになると、デフレとは逆に一定以上の利回りで運用できなければ実質的に資産が目減りすることになります。
それでは、インフレを見た時に適した資産形成とはどういったものでしょうか?
インフレ時における資産形成の考え方
インフレ経済下において、無策だといえるのは「現金として保有する」ことです。
仮にインフレ率が2%であるならば、1年後にはその保有し続けた現金の実質的価値は98%にまで減退してしまいます。
このように、インフレ経済化においては保有する資産を一定以上の利率で運用することが重要になってくるわけです。
現金以外の金融資産に分散してリスクヘッジしましょう!!
一定以上の利率で資産を運用していくには、現金以外の金融資産も所有していくことが必要になります。
次回は、各種金融商品のインフレに対する抵抗力の強さ・特徴・リスクなどを説明していきたいと思います。